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紀州犬 南方熊楠と白蓮

未来の紀州犬を皆様とともに考えるサイトです。

紀州犬射殺事件 「9.14」を犬の命を考える日にして欲しい

私は有色紀州犬の「ミナカタクマグス」である。



あの粘菌学者の南方熊楠先生とたまたま同姓同名である。



さて私がブログを書く気になったのには理由がある。



それは2015年9月14日 千葉県松戸市で起きた紀州犬射殺事件からである。



この事件は我々紀州犬にとっては9.11事件にも相当する事件である。



事件概況は下記のとおりである。


読売新聞

matome.naver.jp




朝日新聞

www.asahi.com




産経新聞

www.sankei.com

 

朝日に立つ私 

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縁戚にあたるヒグマを追う紀州犬 熊五郎

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ここで本来注目されるべきは、射殺するか否かの判断が適正であったかどうかである。 



管理能力の欠如の著しい飼い主から射殺の了解を得ることは容易であろう。

 

動画投稿サイトでサーカスのライオンが人間を襲う動画が投稿されているが、初期対応は水を掛けるのが大半で拳銃は所持しているようだが、撃つシーンは少ない

 

www.youtube.com

YouTube

 

「ミリオン」号は警察官が駆け付けてからわずか5分で射殺されているのだ。



噛みついたといっても全治2週間程度で甘噛みのレベルで、「ミリオン」号が

完全狂っていたわけではないと思われる。



暗い中で懐中電灯で照らされれば我々がより恐怖を感じたことは容易に想像がつく。





千葉県警の対応のまずさは下記の2点だ。



我々への対応について事前に警察官への充分な教育訓練がなされてなかったこと。



110番通報で駆け付けながら適正な防御用具を持参しなかったことだ。





13発も発砲したことで批判の主たるものが射撃技術の未熟さに向けられ、本来議論されるべき、射殺するか否かの判断の適正さへ向けられなくなったことだ。



この「9.14」を犬の命を考える日にして欲しいのだ。

犬の存在について今一度考えて欲しいのだ。





千葉県警の報道機関向けの発表は同僚を庇おうとした恣意的なものが感じられる。



我々の中には尾切を慣習とする種類もあり、全長(鼻先から尻尾先まで)という表現は

使わない

それは危険をより強調するため全長120cmと表現しているのだ。

恣意的な偏向報道と言える。


体重21kgは大き目ではあるものの普通のオス紀州犬サイズである。



紀州犬は中型犬として日本犬保存会で認定されている。

日本犬保存会 規定サイズ

http://www.nihonken-hozonkai.or.jp/monument/

 

オス

体高<足元から肩までの高さ>
標準サイズ(許容範囲)
52cm(49cm~55cmの間) 体重 17kg~23kg

 

メス

体高<足元から肩までの高さ>
標準サイズ(許容範囲)
49cm(46cm~52cmの間) 体重 15kg~18kg位







さて私は日本犬保存会に登録された紀州犬である。

この血統書に過去4代、父母、祖父祖母 曾祖父(祖祖父)曾祖母 玄祖父(祖祖祖父)玄祖母 までが犬舎名と犬名が記載され、曾祖父までは登録番号も記載せれている。



父方は紀州の名猟犬として知られる「義清の鉄」の血が、母方は釘宮犬舎が多くあり

光文社新書 甲斐崎圭書 「紀州犬 生き残った名犬の血」に紹介される、北海道の羅臼でヒグマを追う紀州犬「熊五郎」とも血縁がある。






私は名猟犬の血を引くが、自分で言うのも変だが気持ちが優しすぎて、ヒグマに何度も襲い掛かるような芸当は私にはできない。



人間の一卵性双生児でも両方が優れたスポーツ選手ということが稀なように、血統は

名猟犬としての可能性は多く残しはするが、性格までも約束されたものではないからである。



私の系譜は猟犬として使役犬として、まさに命がけで主人の期待を担い、働いてきたのだ。





同じ猟犬として生まれた日本犬の、甲斐犬四国犬、柴犬と大きく違う点は、徹底して無駄吠えしない、主人にも容易に腹を見せないという点だが、それは他の日本犬にはない忍犬としての歴史があるからだ。





それは豊臣秀吉紀州征伐に対抗した根来衆の忍犬としてまさに命を懸けて戦った歴史を持つからだ。



このような5分で殺されてしまうような扱いではわたしの紀州犬としての矜持が許さないのだ。

 

 

 

 

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