紀州犬 その未来を見つめて 熊対策犬
写真 3/30日 104日齢
3/17日 白蓮は予防接種を終えた。
名義変更も完了した。
直ぐにポイントを示す様や、どのような犬や状況にも動じない気の強さは父 親譲りなのかもしれない
父親は日本犬保存会 全国展 若1 優良1席 若犬将 受賞犬である。
この犬が突然生まれたのではないように、血統を作った人たちの努力もあり地方展には参加予定である。
但し私自身はあまりこの日本犬展には興味がない
8種 ワクチン実施
命に関る、コアワクチンだけにしてほしい
犬ジステンパー,犬パルボウイルス感染症,犬伝染性肝炎、(狂犬病 強制)
日本犬保存会 全国展 若1 優良1席 若犬将 受賞犬
白蓮は3/30日 104日齢
体重は7.6kg
カロリー給餌量は4日前から1240kcal以上
1日あたりの給餌量の計算式 標準 7.4kg 3ヵ月齢
A (体重(7.4kg)×30+70)×3=876 876kcal ネットより
B (体重(7.4kg)×30+70)1.6×2=934 934kcal ペット誌より
C 基礎エネルギー必要量 (MER) 132kcal/kg 7.4kg×132×1.6 976kcal 3~6ヵ月齢 MER×1.6 要エネルギー 1561kcal
ABC何れが正しいかわからない
犬は犬種が多く、計算式の対象犬種が分からない
3/4日からヨーグルトを給餌 3/10日以降 下痢はない
手で腹を触って触診で腹の張り具合を確認し、BCの平均値で給餌 1247.5kcal
朝 アイムス パピー用 ドライフード 80g (300kcal)お湯20ml 脂肪16% 主成分 チキン 100g/375kcal
ヨーグルト 人間用 10g (6kcal) 100g/62kcal
昼 アイムス パピー用 ドライフード 100g (375kcal) お湯30ml 脂肪16%
夕 ニュートロ パピー用 ドライフード 100g (385kcal) お湯30ml 脂肪16% 主成分 ラム&玄米
(チキン アレルギー対策)
夜 サイエンスダイエット パピー用 缶詰 セミモイストタイプフード 50g (63kcal) 脂肪5% 主成分 チキン 370g/470kcal
(少しづつ減らす方向)
日本ペットフード 超小粒 小型犬用 コンポ ドライフード 41g (123kcal) 脂肪7% 主成分 チキン 100g/300kcal (小分け袋 82g入)
(粒状飼料に慣れさせるため)
合計 1246kcal/日
散歩 1日3回 500m 2回 1.5km 1回
犬の可消化養分は分からない
ペットフードはTDN含量(可消化養分)表示がない
これも犬種の違いが大きいからだろう
熊楠は様々な餌のにおいがするにも関わらず、自分には1種 ユーカヌバ ブリーダーズパック
フードストッカーに入れているが、酸化が気になる頃だ。
不満があるのか餌を残す。
好物のサバ水煮 給餌
サバ水煮&ごはん
サバ水煮 190g 319kcal 脂肪 7.1% 168kcal/100g
白米 90g 151kcal 脂肪 16% 168kcal/100g
合計 280g 470kcal
ドッグフード 1日 2回 1回 190g 673kcal ×2 1346kcal
1回の給餌量 1.47倍 カロリーは0.72倍
軽度の胃拡張にすることで再びドッグフードを食べるようになる。
ラムと御飯のから揚げに飽きて、別腹で胃腸への負担の軽い麺類を食べるようなもの
2歳5ヵ月齢 体重23.5kg
白蓮への傾注は分かるらしく軽いストレスがあり食がすすまないようだ。
さて日本人の人口動態、高齢化のスピードは早い
街のランドマークと言えるビルでさえも、いつの間にかテナント募集の文字が窓に並ぶ
かつては中堅生保が居座っていた。
生命保険は働き盛りの人たちを保障することを目的に誕生したものだ。
様々なニーズに応えるための商品群は持ち合わせてはいても、基本の商品と
呼べるものはやはり働き盛りの人たちを守るためのもので、その人たちが減少している
以上業績の維持が難しいのは当然である。
またかつては土曜の夜になると少し奥まったモーテルの周りには車の列ができていた。
部屋が空くのを待っているのだ。
今やそのモーテルは改装され賃貸住宅になっている。
(想定が難しいリスクの大きい改装に資金を投じている 如何にモーテルの稼働率が低いかが推測できるというものだ。)
ペット市場も急速に犬の小型化と猫へのシフトを加速させている。
ペット市場の中でもブリーディングには時間が掛かる、採算を重視した100頭規模の大きなものでも社会化の厳しい壁がある。
ペットの人間社会への同化は人間の深い愛情が不可欠だからだ。
その意味でブリーディングは、大規模なものは事業の継続が難しく、小規模なものでは事業とは言い難く、悪く言えばほぼ道楽である。
(売上ー管理コスト)/総投下労働時間 = 単位時間当たり 総利益
単位時間当たり 総利益 < 最低賃金
(売上原価に組み入れた 償却 償却期間>総投下労働時 )
中型犬で多くの運動量を要求する紀州犬は、高齢者にはつらい、そしてその最大の懸念は何かの時に防ぎきれないのでは、という飼い主の想いがある。
そしてその想いはむしろ経験者に多いいという。
日本の1世帯当たり人員は 昭和45年3.45人/世帯 だったものが 平成27年には2.38人/世帯 となった。
三世代同居などは珍しく、誰かが犬の面倒を見るという構図は描けないのである。
http://www.stat.go.jp/info/today/106.htm
このことが世話の容易な猫へシフトさせている要因である。
しかし犬は猫とは異なり古来より猟犬や牧羊犬として社会で役立つ動物として活躍してきた。
時代の要請により様々な犬種が様々場でその持ち味を生かして活躍している。
番犬や猟犬、獣害対策犬は紀州犬の得意の領域だが、小型化が可能な領域でもある。
例えば中山間地域で農業を営み、広範囲に獣害対策と番犬を兼ねるような場合は、むしろ小型犬の方が、人に危害を加えるリスクを減らせることで好まれるようである。
以前は間違いなく中型犬の活躍の場であったはずだ。
また大きな犬が好まれ、比較的そのハードルが低そうに思えるセラピードッグでさえ、情緒の安定と他の犬と仲良くするという項目は、紀州犬にはなかなか難しい注文である。
そこで私は登山ガイドのガードドックとして、熊から観光客や登山ガイドを守る仕事がこの犬には相応しいと思っている。
但し高度順化の必要な2000m以上の高地や、尾根づたいや沢づたいなどが山岳道にあれば難しいと思われる。
さらに登山ガイドや山岳ガイドの多くはその対象地域は、国立公園や国定公園内のトレッキングコースである。
尾瀬沼などに代表されるように、動物の糞から外来動植物が寄生することを恐れ、ペットの持ち込み(連れ)を禁じている。
尾瀬トレッキング
http://www.aizukougen.co.jp/leisure/oze/htmls/oz_ryoukin.html
(全ての国立公園や国定公園がペットの持ち込み(連れ)を禁じている分けではない)
一方観光客の側からすれば、月の輪熊の餌であるどんぐりなどのブナの木は、2年一度凶作が訪れる。
そこに空腹の熊や、親子の熊、手負いの熊などには、熊用の鈴は役に立たず、そんなものに命を託したくないと思っている人は、
熊に出会う危険のあるトレッキングコースは選ばないだろう。
そこに紀州犬が「ガードドックとしていますよ」
となれば観光客が増えるのではないか
観光客には言いしれぬ安心感があるのではないか
また紀州犬のお蔭で熊から守られたといったエピソードが生まれれば、紀州犬に対する見方も大きく変わることだろう。
知床五湖 ガードドックとして最良と思われる。
熊に対する威嚇警護を主たるものとするが、状況によってはリードを外し熊を足止めし、その間に人間が逃げる。
(小型犬なら敏捷さで熊の一撃を躱すことができるが、熊を足止めできない、また大型犬なら熊を足止めできるが、熊の一撃をあびて負傷を負うか、両者が共倒れになってしまう。)
熊を殺すことが目的ではない 熊から逃げることが目的なのだ。
熊に対応する訓練は難しいが、紀州犬は頭がよくまさに今流行りの「忖度」して
対応してくれるだろう。
紀州犬の猪猟は、多くの部分で犬任せだからだ。
当然ながらこの案は熊から100%の安全を保障するものではありません
山岳のイノシシ猟については、日本の山岳は起伏に富み、川の上流域の沢や岩場は小型犬には超えらないところも多く不向きだ、また藪の多い地域では大型犬は適さない、
猪に一頭でも対処する紀州犬は最も適している。
オオカミの血を色濃く残す紀州犬?